ご訪問ありがとうございます。 タイ・バンコク在住のキタです。
昨年11月からほぼ毎週、バンコク南西部の水路でチャドー釣りをしてきました。
雨が降らない乾季(11月~4月)の今、海に繋がるこの水路は塩分濃度が高くなるので、チャドーは活性が低く釣れにくいということも知りました。
それなら、海に近い河口付近はどうなんだろう? もともと汽水域だから乾季でも関係なく魚の活性は高いのでは? さてさて、どんな魚がいるのか?
河口から2km地点にある、「フィッシングキャンプ」という施設をご紹介します。
Youtube動画にアップしました。↓
いつも通り自宅から自転車で走ること片道18km。。。
バンコク南部の海岸近くは養魚場が拡がり、こんな景色が続きます。
目的地の近くの橋の上で地元のタイ人のおじさんが生きエビのぶっこみ釣り仕掛けの竿を7-8本並べていました。
聞くと、ごくまれに12kgクラスの天然バラマンディもかかるのだとか。。
バラマンディは重いので、落としタモを水面までおろして、取り込んでロープで引っ張り上げるそうです。
ランカーサイズのバラマンディもかかることがあるので、全ての竿はロープで橋の手すりにつながっています。
この橋に通うというタイ人の天然バラマンディ釣りのおじさん ↓
そしてお目当ての場所は河口から2km地点に常設された、「フィッシングキャンプ」という名前の釣り用屋根付きテラスです。
(Google Map)
料金は1本につき50バーツ(約200円)です。これで24時間(!)釣りさせてもらえるのです!
写真 : 屋根まで付いてまるで釣堀みたいですが、天然の河川です!
この釣りテラスにはエサは売っていません。自分で調達する必要があります。
タイの怪魚釣堀、パイロット111ではガルプや匂い付きフォーミュラーは禁止ですが、ここは制限はありませんでした。
ぶっこみ釣りの人が多い場所なので、今回はルアーではなくエサ釣りにしました。
根掛かりが多いので、ルアーの場合は相応の対策が必要です。
世界共通、万能エサのエビを市場で買ってきて、小さな袖型針(3号)に白いむき身(1cm角)をつけて、ぶっこみ釣りです。
テラスでは既に、プラータッカと呼ばれる、おちょぼ口の20cm位のナマズのような魚(下写真)も釣れていました。 これを鍋に入れると美味しいのだそう。
すると、となりでタイ人の子供が、テラスの床の穴から魚を釣り上げているではないですか!
この穴から子供が釣っていた魚とは。。。
小さなクロダイとか。。。
ハゼの仲間とか。。。
イシモチまでもが!!
なんという光景! すごいぞバンコクの河口!
タイ人のおじさんに片言のタイ語で聞きながら、足元にエビのむき身仕掛けをぶっこみます。
ビールは大瓶1本が60バーツ(約240円)、飲みながら竿を出していると「ピクピク」と竿先にアタリが!
上がってきたのはイシガキダイの幼魚でした。
続いてまたイシガキダイの幼魚がかかりました。 群れているのかな?
小さいので、すぐにリリースしました。
夜まで竿を出して、2匹釣り上げて終了。 バンコクのまん丸お月様
いつもやっている、チャドー釣りやバラマンディ釣りなどの体育会系のハードな釣りと違い、ビールを飲みながら、ゆるーく釣るのもいいものですね!
バンコクの自然はなかなか奥が深くて相当面白そうでした。次回はいろんな魚種の
五目釣りをしてみたいです。
お読みいただきありがとうございました!