ご訪問ありがとうございます! バンコク在住のキタです。
毎週末は水路の天然チャドーをひたすら追いかけています。
いつもはオカッパりですが、今回はエンジン付きボートに乗せてもらいました。
(バンコク水路のボート釣行を動画にしました)
当日は朝の6時20分に出船、派生水路にも入りながら、スキッピングで樹木の下を延々と打っていく。
ポイントを回りながら過去に乗船したタイ人アングラーがそのポイントで釣り上げたチャドーの写真を見せてもらったが、どれも太くて立派!
(写真:背景は水路沿いに建つ民家 ここは遊歩道がある)
(写真:遊歩道の無い、ボートしか入れないポイントのチャドー)
船長はチャドーの居場所をピンポイントで完全に把握しており、ポイント手前でエンジンからエレキに切り替えて静かにアプローチ。。。
常にチャドーが付く「チャドーのなる木」では、何度も同じ場所にスキッピングでルアーを送り込み、チャドーを怒らせる作戦に出るも。。。
「うーん出ない。。。」
(写真: 通称「チャドーのなる木」 チャドーの雰囲気がムンムン )
船長曰く、乾季の今は雨季よりもバイトが少ないとのこと。
雨季と乾季で水位はあまり変わりないが、エサの量と活性が違うのかと想像。
それでも、乾季でもポツポツと釣る人はいるので、できるだけ数多く通い続けるしかない。
ボートの上でスキッピング・マシーンとなり、ひたすらカバーに打ち込んでいく。
途中、20cm位のティラピアの後ろ半分が無くなって、岸際でピクピクしながら浮いているのを、船長が発見。 間違いなく、チャドーが食ったばかりの残骸だとのこと。
確実にチャドーはいるが、食う食わないは船長曰く、タイミングの問題なのだとか。
だからできるだけ数多く投げて、バイトの確率を上げる作業を繰り返すしかないのだ。
濁った水なので、サイトフィッシングは出来ない。
けれどもチャドーの住処は生命感にあふれ、いかにも釣れそうだ、という雰囲気が漂う。
(写真: 奥行きのあるカバーをチャドーは住処にしている)
途中、何度も体長2メートル近いミズオオトカゲが水路を横切る。
そんな中、ランチ後の13時、遊歩道下にスキッピングで打ち込み、遊歩道のカバーから出てきたところで突然爆音とともにバイト!
「ボン!」
あまりに突然で、一瞬頭の中が真っ白になったが、フックアップせず。
その後も延々スキッピングを続け、15時30分、今度も遊歩道下にスキッピングで打ち込み、引いてくると。。。
「ボン! ボン!」
2連続バイト!
ところが魚の重さは伝わらず、またしてもフックアップには至らず。
「うーん、悔しい。。。」
カメラのスイッチは入っていなかったので、映像は残っていないが、耳にはチャドーのバイト音がしっかりと残っている。
この日、午前6時30分から、午後17時30分まで、11時間近く、ほぼ休みなくスキッピングで投げ続け、3バイトあるもフックアップには至らず。
けれども生命感あふれる水路でチャドーを求めて、突き進むワクワク感と非日常感は格別だ。
家から自転車で30分と恵まれた環境にもあるので、ここに長く通って、チャドーを釣りたいと思う。
外国人の自分を終日献身的にサポートしてくれたタイ人船長に感謝!
また来よう!