タイ王国釣堀応援協会

「タイ人経営の釣堀」と「タイ王国で釣る人」の両方を応援します!

バンコク水路チャドーのボート釣りに挑戦

ご訪問ありがとうございます! バンコク在住のキタです。

毎週末は水路の天然チャドーをひたすら追いかけています。

いつもはオカッパりですが、今回はエンジン付きボートに乗せてもらいました。

 

(バンコク水路のボート釣行を動画にしました)

www.youtube.com

 

当日は朝の6時20分に出船、派生水路にも入りながら、スキッピングで樹木の下を延々と打っていく。

 

ポイントを回りながら過去に乗船したタイ人アングラーがそのポイントで釣り上げたチャドーの写真を見せてもらったが、どれも太くて立派!

 

(写真:背景は水路沿いに建つ民家  ここは遊歩道がある)

 

(写真:遊歩道の無い、ボートしか入れないポイントのチャドー)

船長はチャドーの居場所をピンポイントで完全に把握しており、ポイント手前でエンジンからエレキに切り替えて静かにアプローチ。。。

 

常にチャドーが付く「チャドーのなる木」では、何度も同じ場所にスキッピングでルアーを送り込み、チャドーを怒らせる作戦に出るも。。。

 

「うーん出ない。。。」

 

(写真: 通称「チャドーのなる木」  チャドーの雰囲気がムンムン )

 

船長曰く、乾季の今は雨季よりもバイトが少ないとのこと。

 

雨季と乾季で水位はあまり変わりないが、エサの量と活性が違うのかと想像。

 

それでも、乾季でもポツポツと釣る人はいるので、できるだけ数多く通い続けるしかない。

 

ボートの上でスキッピング・マシーンとなり、ひたすらカバーに打ち込んでいく。


途中、20cm位のティラピアの後ろ半分が無くなって、岸際でピクピクしながら浮いているのを、船長が発見。 間違いなく、チャドーが食ったばかりの残骸だとのこと。

 

確実にチャドーはいるが、食う食わないは船長曰く、タイミングの問題なのだとか。

 

だからできるだけ数多く投げて、バイトの確率を上げる作業を繰り返すしかないのだ。

 

濁った水なので、サイトフィッシングは出来ない。

 

けれどもチャドーの住処は生命感にあふれ、いかにも釣れそうだ、という雰囲気が漂う。

 

(写真: 奥行きのあるカバーをチャドーは住処にしている)

途中、何度も体長2メートル近いミズオオトカゲが水路を横切る。

 

そんな中、ランチ後の13時、遊歩道下にスキッピングで打ち込み、遊歩道のカバーから出てきたところで突然爆音とともにバイト!

 

「ボン!」

 

あまりに突然で、一瞬頭の中が真っ白になったが、フックアップせず。

 

その後も延々スキッピングを続け、15時30分、今度も遊歩道下にスキッピングで打ち込み、引いてくると。。。

 

「ボン! ボン!」

 

2連続バイト!

 

ところが魚の重さは伝わらず、またしてもフックアップには至らず。

 

「うーん、悔しい。。。」

 

カメラのスイッチは入っていなかったので、映像は残っていないが、耳にはチャドーのバイト音がしっかりと残っている。

 

この日、午前6時30分から、午後17時30分まで、11時間近く、ほぼ休みなくスキッピングで投げ続け、3バイトあるもフックアップには至らず。

 

けれども生命感あふれる水路でチャドーを求めて、突き進むワクワク感と非日常感は格別だ。

家から自転車で30分と恵まれた環境にもあるので、ここに長く通って、チャドーを釣りたいと思う。

 

外国人の自分を終日献身的にサポートしてくれたタイ人船長に感謝!

 

また来よう!