タイ王国釣堀応援協会

「タイ人経営の釣堀」と「タイ王国で釣る人」の両方を応援します!

釣りの神様からのプレゼント

バンコク在住のキタです。ご訪問ありがとうございます。


自分で作ったルアーで大きな魚を釣ってみたい、とルアーフィッシングをやっている人なら誰でも一度は思ったことがあると思います。

 

ところが様々な理由で諦める人もまた多いかと思います。作る時間が無い、場所が無い、薬剤の臭いで家族から怒られる、作ったけどお粗末で釣れる気がしない、等々。。

 

ショップに並ぶ人気ブランドのルアーは釣りのプロによる数多くのフィールドテストを経て生まれた商品なので、魚を釣るためのポテンシャルが備わっています。

 

貴重な休日を1個のルアーに託すのですから、釣れる確率が高いと分かっているルアーを買って使いたくなるのが人情だと思います。 その気持ちは凄く分かります。

 

現在50代の私がルアーフィッシングを始めたのは小学生の頃、1970年代でした。まだ国産ルアーは少なく、主力はラパラやボーマー、ストーム等の欧米からの輸入ルアーでした。

 

(子供時代、買えなかったラパラのルアー)

これらのルアーは1個1000円以上するので、毎月の小遣い(300円)では手が出せませんでした。当時はまだ中古ルアーショップもフリマもありませんでした。

 

ルアーを買えないので、必然的に自分で作るしかありませんでした。雑誌でハンドメイドルアーの記事を見つけては、フォークの柄でメタルジグを作ったり、バルサを削ってミノーやクランクベイト、ポッパーなどをせっせと作っていました。 

作ったルアーを友達にプレゼントしたりもしました。

 

小中学生時代に、ルアーを作りながら「ここをこんな風に削ってこれくらいウェイトを仕込むと、こんな動きに変わる」という感覚を体で覚えることができました。 この経験が後々非常に役に立ったと思っています。

 

(社会人になってから作ったルアー)

子供の頃は自作ルアーでは大して釣れませんでしたが、時は流れ50歳を過ぎ、ここタイの釣堀では1メートルを超えるナマズをはじめ、バラマンディやライギョを自作のルアーで釣る週末を送っています。 

 

ルアーを買えなかった子供時代の私に、時を超えて釣りの神様がプレゼントしてくれているのだと思っています。。。

 

お読みいただきありがとうございました