タイ王国釣堀応援協会

「タイ人経営の釣堀」と「タイ王国で釣る人」の両方を応援します!

おかっぱりチャドー釣り日記 投げ続ける苦しみと憧れ

タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます!

 

バンコク南西部の家から自転車で25分のところに巨大なチャドー(ジャイアント・スネークヘッドフィッシュ)が棲む水路があることが分かり、それ以来、水路通いを続けています。

 

(タイ人アングラーがボートからキャッチした、水路のチャドー)

私も地元民ですので、タイ式のおかっぱりをやってみようと思います。
ちなみに私の住むバンコク南西部地区は日本人が全く住んでいないエリアです。

 

当然、日本人向けのお店やサービスはありません。夜の歓楽街も勿論ありません。

ストイックに釣りに専念できますね! (笑)

 

普通の日本人の方は、ボートをチャーター(一日1500から3000バーツ=約6000~12000円)して、ボートからチャドー釣りをするのですが、地元のタイ人アングラーや子供達は、水路沿いの遊歩道から、おかっぱりで釣っています。

 

(水路沿いに5kmに渡って走る遊歩道。この遊歩道の真下にもチャドーは潜んでいる)



(地元アングラーが、別のライギョ族、「プラーチョン」を遊歩道からキャッチした現場に遭遇!)

ならば、タイ・ローカルにどっぷり浸かって、珍しい体験をしようと思います。

 

ボートの方がおかっぱりで入れない沢山のポイントに入れます。

SNSの影響もあり、予約は翌月までびっしりと埋まっています。

 

おかっぱりで狙えるポイントは限られます。そのため、チャドーのいるポイントは常にルアーでアングラーに叩かれています。

 

バイトに持ち込むのはテクニックに加えて、運も必要になってきます。

 

この水路に長年通う地元のタイ人に聞きましたが、おかっぱりで一日投げても釣れないことも多く、正直厳しい釣りだとのこと。

 

(地元の達人アングラー(写真)にスキッピングのレクチャーを受ける↓)

それでも、ある日突然大きなチャドーが釣れるので、止められないのだとか。。

 

5日間の厳しいおかっぱりチャドー釣りの様子を動画2本にしました。↓↓

バンコク劇場「チャドーはつらいよ」 です。 (笑)

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com


最初の動画の中で遊歩道に寝転がって昼寝していますが、暑さと疲労がピークに達しており、なりふり構っていられなかったのです。 1時間以上路上で寝ていました(笑)


投げます。 投げ続けます。

 

ポイントによってスキッピングと通常キャスティングを分けながら樹木のカバーを攻め続けますが。。。

 

「シーン」

 

そんな折、同じ日にボート釣りのタイ人アングラーが3本のチャドーを揚げたとの連絡が! 船長からラインで写真が送られてきました!

 

(私と同じ日に同じ水路でボートから揚がったチャドー)

 

「デ、デカい!羨ましい!」

 

やはり、この水路には大きなチャドーがいる! テンションアップ!

 

再びスキッピングで投げ続けます。。

 

が、現実は厳しく、5日間ノーフィッシュでした。

 

おかっぱりの天然チャドー釣り、簡単には釣れないのですが、ワクワク感を忘れずに頑張ってみます。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

困難に挑む!バンコクの天然チャドー釣り

タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます。

 

このところ家から10kmの場所にあるバラマンディ釣堀「JJ Fishing」に通っていますが
いつも通る橋から水路が見えます。

 

あの水路にはどんな魚がいるんだろう??

 

ひょっとしてパイロット111で良く釣ったチャドー(ライギョ)がいないかな?

 

(パイロット111で釣ったチャドー)

 

「バンコク ライギョ釣り」 をGoogle翻訳でタイ語にすると「ตกปลาช่อนกรุงเทพ」

これをコピペしてYoutubeを検索すると。。。

 

ありました!バンコクの水路でライギョのルアー釣りをするタイ人の動画が沢山アップされています!

 

チャドー、プラーチョン、どちらもスキッピングスタイルで岸辺の影からライギョを誘い、掛けています。

 

タイ人ジェイムズさんのバンコク・ライギョ釣りチャンネル「Pro Fishing Street」↓↓

www.youtube.com


おかっぱりとボートの両方のアプローチが可能のようです。

 

これは面白そう!

 

自転車に乗って近所の水路に着くと、水路沿いに遊歩道が設けられています。 

 

ここから対岸の草の影がスキッピングで狙えます。

 

足場がいいので安心です。 これはありがたい!

 

ただしここは地元の方の生活道でもあるので、迷惑にならないように、十分気を付けて釣ります。

 

私は初めての場所では、必ず地元のアングラーに聞き込み調査をします。

 

この時の様子をYoutube動画にアップしました ↓↓

www.youtube.com

たどたどしいタイ語と日本語のチャンポンで聞いてみると。。。

 

タイ人「ここはチャドーがいるよ。 スキッピングで釣る。 3kgオーバーも釣ったよ」と言って写真を見せてくれました。

 

デ、デカい!

 

地元アングラーの3kgオーバーのチャドー (不鮮明ですみません!)

こんなのが自分の近所にいるのか!

 

「釣るしかない!」

 

ただし相手は天然の大型魚、そう簡単には釣れてくれないでしょう。

 

きっと毎回ボウズの連続でしょう。 でもやってみたい!

 

ボウズの懸念よりも好奇心の方が上回りました

(地元アングラーがチャンネル登録してくれました。ありがとうございました!)

 

(チャドーが隠れる草陰や樹木の影  ここをスキッピングで撃っていきます)

民家の軒下にもチャドーが潜んでいる。。。

 

地元の少年が以前、ここで釣ったチャドーの写真! 凄い!

ボートのための茶屋があちこちに建っています

 

初日はスキッピングの練習とポイント探索を兼ねて、2時間ほどロッドを振りましたが、ノーバイトでした。

 

天然ですから、数も多くないし、それなりにスレてるでしょう。

簡単には釣れないでしょう。

 

この日バイトはありませんでしたが、こんな市街地の水路で天然チャドーと対峙できるという、ワクワク感は格別です。

 

今回はスピニングでしたが、次回はベイトタックルを持ってきます。


これから常夏のバンコクで厳しい戦いにはなりますが、チャドーに逢えるまで通ってみようと思います。

 

またレポートさせていただきます。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

タイ人に教えてもらおう!バラマンディ釣り

タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます!

 

毎週バンコクのバラマンディ釣堀「JJ Fishing」で実験を繰り返しています。

前回良く釣れたフローティングワームが、この日はなぜか無反応でした。

 

なぜだろう? 雨の影響?うーん、考えてもわからない。。

そんなときは、廻りの常連タイ人アングラーに聞くのが一番です。

 

私はまだタイ語はそれほど話せないので、身振り手振りと簡単なタイ語と英語を
交えてコミュニケーションをとっています。

 

タイ人は気さくな人が多いので、大抵笑顔で教えてくれます。

彼らはタイ人同士で、その日の当たりパターンを直ぐに共有するのです。

 

この日の常連タイ人は、キャストせずに岸から1メートルの範囲で、竿を水平に素早く動かしてラインは水切り音を発しています。

 

日本のバスやシーバスとも違う変わった方法ですが、タイ人達は独自に釣堀の
バラマンディの釣り方を開発しています。

 

ルアーはなんだろう?と見ていると、60cm以上のバラマンディを次から次に
釣り上げています。

 

「??? 何をどうしたらそんなに釣れるの??」

 

ルアーは2cm位の金属製のマイクロバイブでした。

 

ロッドを片手に持って、素早く水平に動かし、一瞬止め、止めた瞬間に
かかっていました。

 

そこで2cm、3.5gのマイクロバイブを持っていたので早速やってみました。

 

すると。。。 来ました!

 

(2cmのマイクロバイブとバラマンディ)

 

この時の様子をYoutube動画にアップしました。

 

 www.youtube.com

 

その後は、面白いようにポンポンと掛かりました。

 

(下あごにかかったマイクロバイブとバラマンディ)



(この日一番の良型 メチャクチャ引きました)

 

ところが翌日はこの方法はダメでした!

 

釣堀といえど、時々刻々、状況は変わっていくのです。

 

いつも同じ方法ではダメ、その日の当たりパターンをいかに早くみつけるかが
釣堀バラマンディの面白さかもしれません。

 

これも立派なゲームフィッシングだと思います。


お読みいただきありがとうございました。

 

JJ FISHING 

営業時間:8:00-19:00 (水曜定休)

料金:200バーツ(一日)

 食事:各種タイ料理、各種ビール、ソフトドリンク

 

超面白い!アラバマリグでバラマンディ釣り

タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます!

 

日本やアメリカのブラックバス釣りですっかりおなじみとなったアラバマリグ。
沢山のルアーをアームに装着して、水中の小魚の群れを演出すると、ある状況では時として驚異的な効果を発揮することがあるそうですね。

私はブラックバスに使ったことはまだありません。

 

(バス用のアラバマリグ)

ここタイのバラマンディ釣堀でも、主にタイ人がアラバマリグを多用しています。

 

バラマンディは釣堀の水面のティラピアの群れを察知して、これに襲い掛かります。タイ人はここに目を付けたのでしょう。普通のアラバマリグとは違い、水面に浮くタイプのアラバマリグを開発して釣堀で使用しています。

 

このタイ式トップ用アラバマリグは商品名も販売店もわからないので、自作好きの私は自分で作ってしまいました。(購入方法をご存じの方、コメントで教えてください!)

 

リグを浮かせるためのフローター1個、十字に組んだステンレス線、ティーザーのオケケ(MR DIYで買った花瓶用カーペットの人口の毛)4個で構成されたシンプルな構造です。

 

(水面に浮くタイプの自作アラバマリグ)

 

自作アラバマリグにヒット!

バラマンディが水面を意識している場合、トップ用アラバマリグは時として驚異的な効果を発揮することがあります。

 

右は私のアラバマリグ、 左はタイ人のアラバマリグにヒットした瞬間 ↓↓↓

期せずしてアラバマ祭りとなりました!

この時の様子を動画に収めました。この日はなんと私を含めて4人が並んでアラバマリグを投げて連発しました!

www.youtube.com

 

自然界では群れから遅れた魚が標的になることが多いので、最後尾の1個のみに
フックを付けています。

 

(自作アラバマリグの最後尾のフックをくわえたバラマンディ)

実際に使ってみると、激しく何度も追尾してバイトしますが、なかなか乗らないことも
多いです。

 

もしかしたら、フックの無いティーザーやフローターの方にもバイトすることがあるかもしれませんが、まだよく分かりません。

 

ただ巻きしたり、小刻みにシェイクしながら引いたりして、その日の当たりパターンを探っています。アラバマリグから生じる引き波の幅が半端なく広いのです。

 

何より、「バフッ」という大きな捕食音とともに水面で襲い掛かってくるので、フックに乗らなくてもメチャクチャ楽しいのです!

 

さて、もしもこのルアーの購入方法が分かりましたら、お伝えします。

 

お読みいただき、ありがとうございました!

 

バンコクのバラマンディ釣堀・ JJ FISHING 

営業時間:8:00-19:00 (水曜定休)

料金:200バーツ(一日)

 食事:各種タイ料理、各種ビール、ソフトドリンク

 

 

 

釣りの神様からのプレゼント

バンコク在住のキタです。ご訪問ありがとうございます。


自分で作ったルアーで大きな魚を釣ってみたい、とルアーフィッシングをやっている人なら誰でも一度は思ったことがあると思います。

 

ところが様々な理由で諦める人もまた多いかと思います。作る時間が無い、場所が無い、薬剤の臭いで家族から怒られる、作ったけどお粗末で釣れる気がしない、等々。。

 

ショップに並ぶ人気ブランドのルアーは釣りのプロによる数多くのフィールドテストを経て生まれた商品なので、魚を釣るためのポテンシャルが備わっています。

 

貴重な休日を1個のルアーに託すのですから、釣れる確率が高いと分かっているルアーを買って使いたくなるのが人情だと思います。 その気持ちは凄く分かります。

 

現在50代の私がルアーフィッシングを始めたのは小学生の頃、1970年代でした。まだ国産ルアーは少なく、主力はラパラやボーマー、ストーム等の欧米からの輸入ルアーでした。

 

(子供時代、買えなかったラパラのルアー)

これらのルアーは1個1000円以上するので、毎月の小遣い(300円)では手が出せませんでした。当時はまだ中古ルアーショップもフリマもありませんでした。

 

ルアーを買えないので、必然的に自分で作るしかありませんでした。雑誌でハンドメイドルアーの記事を見つけては、フォークの柄でメタルジグを作ったり、バルサを削ってミノーやクランクベイト、ポッパーなどをせっせと作っていました。 

作ったルアーを友達にプレゼントしたりもしました。

 

小中学生時代に、ルアーを作りながら「ここをこんな風に削ってこれくらいウェイトを仕込むと、こんな動きに変わる」という感覚を体で覚えることができました。 この経験が後々非常に役に立ったと思っています。

 

(社会人になってから作ったルアー)

子供の頃は自作ルアーでは大して釣れませんでしたが、時は流れ50歳を過ぎ、ここタイの釣堀では1メートルを超えるナマズをはじめ、バラマンディやライギョを自作のルアーで釣る週末を送っています。 

 

ルアーを買えなかった子供時代の私に、時を超えて釣りの神様がプレゼントしてくれているのだと思っています。。。

 

お読みいただきありがとうございました

 

テクトロでバラマンディ

タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます!

 

私の近所のバラマンディ釣堀「JJ Fishing」で毎週いろいろな釣り方を試しています。

 

タイ人アングラーが夕暮れに岸際から5~10cmの範囲でフローティングワームで釣り上げるのを見たので、私もやってみました。 すると。。。

 

フローティングワームで岸際で良型をゲット!

 

 

岸際の水面で釣れるので、もしかして?と思い、今度は岸際でテクトロで狙ってみました。

 

ルアーはフローティングのシャッドプラグの後部とフロントフックにフェザーを取り付けた、「改造オケケシャッド」です。 車用のボディペンで黒く塗って、ラメのマニキュアを上から塗りました。

この様子をYoutubeにアップしました。

www.youtube.com

大型が掛かってもいいように、リーダーは60ポンドを付けました。ラインはPE2号、ロッドはスピニングMHです。

 

ロッド先端から2m位ラインを出して、足音をたてないように非常にゆっくり(時速1km/h以下)と歩きながらルアーを引きました。リップがついていますが、このスピードだと潜らずに水面を静かに這うように進みます。

 

すると。。。 釣れました!

 

その後も、頻繁にバイトがあり、何匹かバラしましたが、釣り上げました。

 

プラグに取り付けた柔らかいフェザーが効いたのかどうかわかりませんが、とにかく良くヒットしました。


「タイのバラマンディ釣り」というと、昼間に養殖池でビッグルアーをドッカーンと投げて90cmオーバーを短時間で何本も釣り上げる動画のシーンを連想する方も多いと思います。

 

そのような養殖池の釣りもやってみたいのですが、やはり料金が高い(2000バーツ=約8000円)ので、さすがに通うのはなかなか難しいです。 (私は一切サポートを受けておりませんし)

 

一方で、私がローカル向けの釣堀で行っているような、小型のルアーを使った繊細なバラマンディ釣りも存在します。ローカルのタイ人が普通行っているのは、このような釣り方です。

 

普通のタイ人が普通の釣堀で普通にやっている方法で釣ることが多くなりますが、これがリアルなローカルの釣りということでお付き合いいただけますと幸いです。。。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

バラマンディ釣堀 JJ FISHING 

営業時間:8:00-19:00(水曜定休)

料金:200バーツ(一日)

 食事:各種タイ料理、各種ビール、ソフトドリンク

 

小型版の自転車ゴムチューブ製ルアー

皆さんこんにちは、タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます。

 

タイに来てから大型怪魚の釣堀「パイロット111」で私が考案したルアー、「自転車のゴムチューブ製ルアー」をさらに進化させ、別のバラマンディ釣堀「JJ Fishing」でもテストを繰り返しています。

 

(小型版ゴムチューブ製ルアー 全長10cm)

小型版ゴムチューブルアーでバラマンディーをゲット

 

パイロットの時は、エサ撒き用のティラピアのサイズが大きい(10-20cm)ので、これに合わせた大きさにしていました。 大きなものは22cmのゴムチューブルアーにも、怪魚達は飛び掛かってきました。

(パイロット111で使っている大きめのゴムチューブルアー 全長13ー16cm)

全長22cmのゴムチューブルアーをくわえた85cmのバラマンディー

 

一方、「JJ Fishing」ではエサとなるティラピアのサイズがパイロットよりも小さい(4-8cm)のでこれに合わせたサイズにしました。 

 

さらに尻尾の部分は腰のある太いナイロン製から、より細く柔らかい素材に変更しました。 改造スプーンや改造ミノーにも使った、花瓶用カーペットの人口の毛です。これにより、水中でより自然に動くようになりました。 

ゴムチューブは自転車屋さんで古くなったものを無料でわけてくれます。

自転車が趣味の友人からもらうこともできますね。作るルアーの幅によって自転車の車種を選びます。 小型用なら、細いロードバイク、大型用なら太いママチャリやマウンテンバイクですね。

 

(製作中の小型版ゴムチューブルアー)

ヘッドの部分は、不織布を3Mの両面テープで貼り付けています。 (パイロット用はゴムチューブで作ったカバーをホチキスで本体に固定していました)

 

最後にラメのマニキュアで部分的に塗装をしています。

この小型のゴムチューブルアーを岸際でロッドをしゃくりながらゆっくり引いてくると、盛んにバイトがありました。やはり、普段食べているエサのサイズと同じで、且つ滑らかに動くテールの生み出す波動が効いているのかな、と思っています。

 

さらに今より釣れるゴムチューブルアーを作るべく、日夜考えています。

 

おみ頂きありがとうございました。