タイ在住のキタです。ご訪問ありがとうございます。
タイの怪魚釣りにどっぷりはまっています。
釣堀のバラマンディのためにフェザーを取り付けたルアー各種を、前回までのレポートでご紹介しました。
2022年春から1年間、パイロット111の近くに住んでいたので、毎週通っていました。
パイロットではエサ撒き時にティラピアを撒きます。
(エサ撒き用のティラピア)
(エサ撒きに沸く立つバラマンディー)
エサ撒き時は高確率でルアーで釣れます。
魚はエサ撒きの場所で常に待機しているのですが、エサ撒きしていないときはルアーを投げてもほぼ無反応です。 この違いは何なのでしょうか? ティラピアとの違いは着水音?波動?匂い?
それなら着水するティラピアに限りなく近づけたら、釣果が上がるのではないかと考えました。
日本でコイの食パン釣りをしていた時、小林重工さんの発泡素材でできたフローター「コ式」を使うとコイが逃げないことを思い出しました。
(発泡素材フローターの「コ式」)
水面に落下した物から魚が逃げる/逃げない現象を「マットソニック理論」として小林重工さんが解説されていました。
そこで、発泡素材でティラピア型ルアーを作れば、魚が逃げずに釣果が上がるのではないかと考えました。
(発泡素材に貫通ステンレスワイヤー)
ルアーと呼ぶにはおこがましいような無骨で素朴な物体です。
「こんなもんで釣れるか?」というアングラーの失笑が聞こえてきそうですね。
ところが投げると。。。
着水音は金属やハードプラスチックの「ドボン」ではなく、「ペタッ」という情けなく愛嬌のある音です。
バラマンディ、ライギョ、ナマズ(チャオプラヤキャットフィッシュ)がエサ撒き時は毎回入れパクで釣れ、途中でバラすことはあっても見切られることはありませんでした。
特にナマズは、エサ撒きしていない時でも、着水と同時に、または水面をスロー引きしていると、毎週必ず釣れました。着水したルアーにナマズの方から寄っていくのを何度も体験しています。
サワーイ(チャオプラヤ キャットフィッシュ)のトップゲームの一例です↓↓
やはり、魚に違和感を感じさせない着水音、波動があるのか?と考えています。 自分的には発泡素材との相性が良いです。廃材利用なので、費用はフックとワイヤー代だけで簡単に作れてしまいます。
発泡ルアーの作り方の動画です。↓↓
発泡ルアーをくわえたチャドー(ライギョ)
次回は違うタイプのパイロット用廃材ルアーをご紹介します。そこから後のオケケルアーへと発展していきます。
パイロット111の地図
営業日:年中無休
営業時間:6:00-17:00 (ルアー&フライフィッシング)
園内に宿泊施設(1泊2000バーツ)あり。