バラマンディ釣堀に通ってたことは、タイ人アングラーの使うルアーのテールやフックにはフェザーがついている場合が多いということです。
日本で販売されているスイムベイトのテールはハードやプラスチックソフトの平板状のものが一般的ですが、タイのハンドメイドのスイムベイトのテールはフェザーを標準装備しているケースが多いようです。
タイ製ハンドメイド・スイムベイト
フェザーの自然なゆらめきが生み出す波動がバラマンディの警戒心を解くのでしょうか?
バラマンディに聞かないとわかりませんが、たくさんのタイ人アングラーが使っているということは、やはり「釣れる」という事実があるからなのでしょう。
そういえば、フェザーは昔から日本の伝統漁具「弓角」や「カブラ」にも使われてきましたね。 弓角(左)とカブラ(右)についているフェザー
そこで、自分もフェザーを使って釣果アップにつながるルアーが何か作れないかと考えました。
私が通っているバラマンディ釣堀はティラピアの稚魚がたくさん放流されていて、これが主食となっています。 それなら、このティラピアの稚魚にサイズも動きも色も似せたルアーを作ればもっと釣れるのでは? と考えました。
小さいスイムベイトを作るのは、ジョイント部があるので、ちょっと大変そうです。そこでスプーンの本体にフェザーを盛って、「マイクロスイムベイト」にしてしまえばいいのでは?と考えました。
金属の表面にフェザーをつけるのは最初は難儀しましたが、万能ボンドを使って不織布の切れ端を最初に接着し、次にフェザーをその上にやはり万能ボンドで接着すると上手くいきました。。尚、液状の瞬間接着剤は毛細管現象でフェザー同士がくっついて固まってしまいますので、製作方法の動画にも出てくる万能ボンドが適しています。
出来上がりました! スプーン本体にフェザーを付けて改造したスプーン
改造スプーンの実釣の動画です↓↓
使ってみたらフェザーをスプーン本体についたこのルアーは実際によく釣れました。
もう少し使い込んでみたいと思います!